今日、ある人が「生きていることは素晴らしいのです。」と言った。
その瞬間「えっ?生きることは大変なことじゃないの?」とアタマをよぎった。そして、「あっ!これは思い込みだ。」と気づいた。
なるほど、そうだったんだ。この気づかぬ思い込みがあったから私の人生は大変だったんだ!という事が分かった。
ずいぶん昔、友人に「ホント、かずよの人生って波乱万丈で面白いよね。」と言われたことがあった。その時は何も知らなかったので、自分の身の回りに起こったことを話すと友人が楽しそうに聞いてくれたが、本人は別に好きで人生のアップダウンを楽しんでいたわけではないのになぁ。。。と思ってた。
しかし、今思えばその浮き沈みを楽しんでいたことを素直に認められる。過ぎ去ってしまえば本当に面白い想い出だ。
そんな訳で、「人生は大変だ。」から「人生は素晴らしい。」に思い込みを変えた。そしてその帰り道、珍しく店から徒歩で帰宅したのだが、その道中にスーパーの中を通過した。
その時、鼻腔を甘い良い香りが刺激した。
「あぁ~、いい匂い。」その正体は桃だった。
桃売り場の前を横切ったのだ。
この時、「感じられることの幸せ」に気づいた。
匂いでも音でも感情でも、体感出来るのは生きているからだ。
肉体を持っている今しか出来ないことなのだ。
私は今日まで「生きることは大変だ」という思い込みを知らないうちに持って、自我のしたいことは全てやり終えたと思っていたから、生きることに対して興味も執着なかったのだろう。
しかし、今日から「素晴らしい」に変わった。
これから何がどう素晴らしくなっていくのか。楽しみだ。
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♪ (土曜日, 30 6月 2012 07:01)
すべての人が「生きているって素晴らしい」と思いながら暮らせる世界創りが始まろうとしているようです。
命があること、太陽の光があってみんな輝いていることがどんなにすばらしいことなのかを感じています。
太陽は沈んだ後でさえ、月に星にその輝きを反映させて私たちに光を届けてくれています。
そんな太陽を見習いたいものです。
ありがとうございます。