紫微斗数の身宮は受け入れがたい?

未婚の女性の鑑定をしていて感じることがあります。

それは、13番目の宮、身宮をなかなか受け入れられないことです。

 

私が今まで出逢わせて頂いた女性の方々のほとんどが身宮が夫妻宮ではありません。財帛宮や官禄宮または命宮などです。

身宮は、その方の後半生に強く影響する星が入っておりますし、また、何より、今生、もっとも優先的に意識を向けて行く方向性をあらわしています。

それを無視して、恋愛や結婚にばかり意識を奪われてしまい、肝心なコトが疎かにされてしまっては元も子もないのです。

 

もちろん、パートナーが居た方が宜しいでしょう。

しかし、一度良く考えてみて欲しいのです。

「私は何故結婚したいのか?」ということを。

一人じゃ寂しい。親を安心させたい。子供が産めない。皆が結婚しているから。などなど。これらは、決して純粋動機ではありません。

むしろ、孤独感・不安感などからくるネガティブな動機です。

一人の寂しさを埋めるために結婚したところで、寂しさというものは埋められません。一人で居ても寂しくない、一人でも楽しい。

そんな自分になれて初めて精神的に自立した人間になれる。

そして、自立した者同士が協力し合って、一人では出来ない何かを創造してゆける。そんな気がします。

 

つくられた世の中の常識から外れることを恐れないでください。

貴女は結婚するために、生まれてきたのですか?

貴女は本当は何をしたかったのですか?

貴女の魂を輝かせるには何が必要なのですか?

心を研ぎ澄まして、自分にたずねてみてください。

いつかその答えが聞こえるはずです。