紫微斗数占いで死期がわかるのですか?

いつだったか、こんな質問をされたことがありました。

紫微斗数占いでは寿元といって、危険な時期が判るとされています。
私は今まで、知る必要はないのではないかとあえて避けて通っていましたが
今回、紫微斗数占星術の研究という意味で考察してみることにしました。

まず、命宮は体質に影響するといいます。
疾厄宮は罹りやすい病気、事故・トラブルに遭いやすいかどうか。
福徳宮は精神的ストレス状況をみます。
それに大限(10年運)この4つを重ね合わせて危険な時期を探ります。
また、これに太歳(1年運)を加え、全ての状態が芳しくない時期は非常に危険とされます。
そして、さらに私は大限・太歳、両方から化忌も飛ばしてみます。

これを何のために知るのかというと、危険な時期を前もって知ることで回避出来ると考えられているからです。大難を小難、小難を無難にしたいと考えるからです。

この二日間で何人かの著名人の命盤を作ってみましたが、来年2013年に危険だなぁと思ったのが長嶋茂雄氏です。
ちょうど、10年運と1年運が疾厄宮にあたり、化忌と自化忌、大限・太歳両方から化忌が飛び合計4つ化忌がつきます。
それ以外は特に心配はありませんが、ご高齢ですし2004年の脳梗塞などもありましたのでご注意頂ければと思いました。