執着

先月のちょうど今頃、

「すべての執着をとる」 と決めて、一ヶ月が過ぎた。

決めたことは自動的に決めた通りになっていく。

あれをやりたい。これが欲しい。といった、個人的な欲はどうでもよくなって行き

次第に執着がとれていった。

 

昨日、とある会合で仲間と集まったのだが、その中で1人

どうにも「結婚」という執着を手放せない女性がいた。

彼女の紫微斗数の命盤で、まず第一に意識を向けるべき方向は結婚ではなく仕事である。

しかしながら、未だ自分の使命なる仕事に出会えていないせいか、いつも結婚のことばかり頭から離れないらしい。それを見ていて、「まだ分からないのか!!」と、私の中にイライラした感情が出てきたが、自分の中に「執着することは悪いことだ」 という思いがあったのだ、と今気づいた。

 

執着している事や物は、なかなか手に入らない。

お金も、男も、仕事も、健康さえも・・・。

「もう、執着するのやーめた!」 と、なったとき 力んでいた不必要だったチカラが抜ける。

そして、必要なものは必要なタイミングで目の前にあらわれるから大丈夫なんだ。

と、強く信じることが出来さえすれば その通りになっていくのだ。

 

とにかく、まずは安心すること。今この瞬間に足りないものは何も無いことを知ること。

もし、執着するものがあるならば、執着する元となる理由は何なのかを探ること。

その根源を見つけ出し浄化すれば、執着は手放せる。

ただ、執着することは良いことでも悪いことでもないので手放したくないというのなら

手放さないのも一つの道である。

が、手放せば執着する苦しさから解放される、というのは確かなようだ。